旅行やその他の日常活動(2010年)

2010年8月18日 吹き割れの滝→片品温泉→尾瀬              

急に思い立って尾瀬に行って来た。お盆が終わり、夏の尾瀬はもう秋に向かっている季節、ニッコウキスゲはもうすっかり終わっているが、空いているはず、ということで平日午後から出かけて片品温泉に前泊、朝一番に鳩待峠から日帰りハイキングを楽しんできた。

片品温泉の手前にある吹き割れの滝、水量が少々少なめだったがなかなか迫力がある滝だ。

片品温泉に一泊、朝一番に出発するために朝食はおにぎりをお願いして就寝。翌朝は6時起き、温泉に入ってから7時前には出発、戸倉のパーキングに留めようと思っていたが鳩待峠のPにも駐車可能とのことで鳩待峠まで自家用車で進入、一日の駐車料金2500円を支払って用意していただいたおにぎりの朝食を食べて、鳩待峠を出発したのが7時半、山の鼻までは3.3Kmの下り、45分で到着。そのまま尾瀬ケ原へ。尾瀬の朝、まだほとんど誰にも会わない。至仏山を振り返った景色と燧ケ岳を見た景色、誰も通路を歩いていない。尾瀬ヶ原が自分たちのモノであるかのように思えて気持ちいい。ニッコウキスゲは終わっているが、オゼコウホネ、ヒツジグサ、オゼミズギクなどがたくさん咲いていた。

2.2Kmを歩いて8:45に東電小屋との分かれ道に、さらに2.3Km歩いてヨッピ吊り橋には9:20、800m先の東電小屋には9:30に到着、小休止して1.8Km歩き見晴らし十字路に到着したのが10時。ここで軽食、アイスコーヒーを飲んだりして水も補給、この水が美味しいみずだった。ここで人に会う。10:30まで休んで出発。



帰路は竜宮小屋を目指す1.8Km、竜宮小屋では休まず一気に山の鼻を目指す。4.2Kmを歩いて山の鼻小屋に着いたのが11:40、ここで今日の尾瀬のメインは終了だが昼食に。さすがに何人かのお客が他にもいる。20分ほど休んで12:00には出発、最後は鳩待峠までの登り3.3Km、200mほどの標高差なので大したことはないと思ったが歩いた後だったので結構きつい。鳩待峠に到着は12:45、ふう。

宿泊したお宿(しおじり)には帰りにもサービスで温泉に入れてもらい好印象、群馬、埼玉には大雨警報がでている、帰り道は沼田ICからいちもくさんだった。

2010年8月14日  長野別所温泉→海野宿→産直ショップ菜な色畑→千曲川花火大会              

お盆に信州の鎌倉といわれる別所温泉に行って来た。温泉街には活気があり人がたくさん歩いている。車で着いたのは午後4時半、北向き観音から安楽寺国宝八角形の三重の塔を見に行く。善光寺が南向きでこちらが北向き、善光寺にお参りした人はこの北向き観音にもお参りしなければ片参りだといわれているらしい。

映画の撮影としてもよく使われるのが上田地方で、たそがれ清兵衛や寅さんも撮影されたという。歩いて安楽寺に入ったときには5時を回っていてお寺は閉館、三重の塔は見られずじまい。まあ、食前の運動だと思えばいい、45分ほどで別所温泉を徒歩制覇した。翌朝は朝風呂に入って朝食後R18沿いにある海野宿に顔を出す。中仙道から北国街道に向かう古い町並みが保存されている。

R142沿いにある産直ショップ「菜な色畑」に行ってみた。この道沿いには多くの産直ショップがあるが、ここが一番良いという。行ってみてわかった、安いのだ。大きなスイカ、長野のツルヤでも1890円で売っているようなものが900円、トマト一箱大小まぜこぜで250円、まあちょっと興奮しすぎて買いすぎるのが問題、帰って食べる前に保管する場所がない。

8月15日は佐久市主催の千曲川花火大会、この花火が良いのは真下で座って見られること。7時半の開始から5000発の花火を大音響で堪能できる。ちょっといただけないのは「お祝い花火」と呼ばれる参加型打ち上げの出し物で、孫のXXちゃん1歳誕生日おめでとう5号玉1発、とかいうもの、早くしてくれと思うが延々と12人分続く。まあ全般的には素晴らしい花火大会、今年は50回目だとか、来年もまた来よう。

2010年8月8-12日  焼津→熊野→十津川→妻籠という温泉巡り峠              

8月8日から12日まで4泊5日のバイクツーリングによる温泉巡りである。

8月8日 河口湖から清水を経由して美保の松原を見て焼津へ。河口湖からは富士山が見えると良かったのだが曇りで半富士状態、あきらめて道の駅でうまいシュリンプサンドイッチを食べた、750円はリーズナブル。清水にでて美保の松原へ、この時には少し晴れて雲の間から富士山も望めた。宿はかんぽの宿焼津、宿は丘の上に立ち焼津の町が一望、こんな山の上に温泉がでたのか、と聞く人が多いのかちゃんと温泉解説があった、黒潮温泉とかで塩成分が伊東温泉の20倍、ありがたい温泉だ。

8月9日は焼津を出て伊良湖岬を目指す。雨の朝だったが伊良湖岬では快晴に。伊勢湾フェリーに乗り込んで鳥羽に向かう。

熊野はふたたびかんぽの宿熊野、これも山の上にあり町を見下ろす。

8月10日、雨の出発、雨では仕方がないが、那智の滝に向かうときには雨が上がった。落差日本一という那智の滝、雨が降っているので水量が多いので迫力がある。

橋杭岩から潮岬へ向かう。串本大橋はループ橋、これをわたって大島に入る。大島は結構大きくて15分くらい走ると先っぽの岬に到着、樫野埼灯台に続く遊歩道の入り口にあるトルコ記念館は、トルコ軍艦遭難慰霊碑の近くに昭和49年12月に建設された。トルコ戦艦が遭難したことにちなんだ展示物があったがあまり関心はない。灯台そばにはトルコの英雄で建国の父といわれるアタテュルクの騎馬像がある。潮岬はそこからさらに15分ほど、本州の最南端にある灯台だ。白浜を回って熊野古道の一つを経由して十津川へ、途中十二滝という姿のいい小さな滝に出会う。

山の中で大変よいところだ。宿はホテル昴、プール付きだ。宿の人の言いつけ通り、ちゃんと水着を持参、しっかりと45分程度スイミング、ずっとはれていたのにここで滝のような雨降り、危機一髪であった。露天風呂に向かうときには再び晴れ、目まぐるしい天候変化、おかげで露天風呂を堪能できた。

8月11日 十津川温泉からR168を経由、途中、谷瀬というところに吊り橋があった。同時に渡れるのは20名、と書いているがどう見ても40人くらいは歩いているぞ、なぜ誰も注意しないのであろう。

そして五条、さらに宇陀へ。古い町並みが保存されている。

宇陀からR25に乗って伊賀上野、亀山、高速で中津川まで、右に見えるのは津か関のまち、雨雲が激しい雨を降らせているようだが伊勢高速は雨の地域を10Kmばかりはずれて通っている、まさにラッキー。名古屋高速、中央高速経由で中津川で降りて、宿泊は妻籠にある床浪荘、温泉が立派な旅館だ。姉妹ホテルの富貴の森のさらに立派な温泉にも入らせてくれる。

8月12日 あさからザアザアと降る雨、朝風呂は床浪荘の風呂に、なんとこちらも立派な檜風呂。雨は引き続き本降り状態、今日は一目さんに帰ろう。中央高速に9時頃に乗って、飯田を抜けて駒ヶ岳あたりにくると晴れ、諏訪湖で曇り、茅野で小雨、談合坂で曇り、入間では再び小雨と天気は激しく変わる。13時には帰還、雨のツーリングだった。5日間の走行距離1500Kmちょうど、走行時間は28時間20分。

2010年8月1日  鹿教湯温泉から産地直売「農ん気村」へ、そして墓参り              

週末に鹿教湯温泉に行ってきた。佐久にすむ母の米寿のお祝いに、兄弟姉妹で集まっての温泉ツアー。鹿教湯温泉は上田ICもしくは東部湯の丸ICで降りて、丸子を通り過ぎ、霊泉寺温泉を通り過ぎた山の中にある。三才山トンネルの手前だから相当の山の中、湯治場という雰囲気でやはり埼玉よりは相当涼しい。温泉地の真ん中には大きな鹿教湯温泉病院があり、簡保の宿、国民宿舎、大江戸温泉物語などの旅館が建ち並ぶ。泊まったのはニューかどや、病院の隣で源泉かけ流し、が売りの旅館だ。夕方に到着、さっそくお風呂に入る。露天風呂もあるが大きくはないこぢんまりとした風呂場である。
米寿のお祝いには蘭の花、お菓子、という儀式をちゃんとやって、あとはまあ宴会であり、兄弟姉妹の飲み会なのだが、ワインを飲んで焼酎を飲んでいると、後は寝るだけ、という気安さからピッチがあがり、6時半からの夕食、8時には相当できあがり、食後のお風呂は無理な状態になる。

気がつけば、朝、ちょっとふらふらする体を立ち上げて、朝の暑くなる前に散歩、トリミーロードという名のお散歩コースが設定されていて、体のストレッチをしながら歩きましょう、疲れたらベンチで休みましょう、という長期入院患者向けの散歩コースのようだ。鹿教湯温泉を一周、といっても30分も歩けば端から端まで歩けてしまう。3500歩、歩いて宿に帰り、お風呂に入る。風呂上がりには冷やしておいたスイカ、そして朝食。一泊10500円というお値段設定はまずまずかな、建物は少し古めだが、サービスは悪い気はしなかった。駐車場が狭いのが玉に瑕、しかし病院の駐車場に留められて、これは良い。

帰りにR142茂田井の手前にある産直販売「農ん気村」に立ち寄る。スイカ、枝豆、ネクタリン、なすなどを仕入れて満足。佐久の母の家に立ち寄りさらにトウモロコシ、トマト、タマネギ、ジャガイモを大量にもらって、こちらも満足、佐久地方の墓参りは8月1日、信州でもこの地方だけであろう、世間一般には、お盆の8月13日から16日がお墓参りだが、佐久では8月1日がお墓参り。これは、江戸時代に起きた「戌の満水」と呼ばれる洪水の犠牲者への供養が由来。お墓参りをしてこちらも満足感を味わえた。佐久PAのETC専用ICから入って帰還、道はすいていて佐久から所沢ICまで1時間15分の早業、埼玉はやはり暑い。夏休みにはまた佐久に帰ることにしよう。

2010年7月25日  四万温泉で露天風呂、そして六合村から野反湖へ              

夕方にはみなかみや埼玉でも夕立があるとの天気予報、早めに出かけてしまおう、と朝7時15分に発進、関越所沢には7時半、沼田ICは8時40分、日本ロマンチック街道を通ってまずは四万温泉へ。温泉の上流には四万川ダムがあるとのことで覗いてみる。貯水量は半分程度?結構雨は降っているのに。朝の9時過ぎ、四万温泉旅館協会にて温泉情報をゲット!無料温泉が4カ所、町営温泉が2カ所、400円で休憩所ありというダム横のこしきの湯と、温泉街入り口の清流の湯。無料温泉のうち一つは露天風呂で混浴、ということでこちらに向かう。その名は山口露天風呂。

見過ごしそうな小さな看板にちゃんと書いてある、「山口露天風呂」。おじさんが二人、朝の9時半から入っている。熱い浴槽が二つ、普通、ぬるめと4つあるので普通の浴槽に入る。そこにカップルが登場、どうやってはいるのだろう、と思っていたらバスタオルを巻いてするーっと入った、なるほど。いつまでも入っていられないので20分ほどで出る。そうしたらなんと、若い男女6人組が来たではないか。再び引き返す、というのも下品。未練を残しつつ出発。四万温泉から県道55号を通り、小さな峠、暮坂峠を越えるとそこは六合村、中学校から右に曲がると15Kmで野反湖だ。ニッコウキスゲに似たノゾリキスゲが一面に咲いている。

湖まで徒歩で歩いてみる。下りは15分程度で湖面に到着。ダム湖なのできれいな雰囲気はないが、山の花がたくさん咲いていてきれいだ。登りは大汗をかいて25分で駐車場に。六合村に降りて、ランチ。おいしいと地元でも評判の地粉手打ちそば「野のや」。注文したのは野菜天ぷらに冷たいそばの大盛り、1400円。

ボリュームがありそばの香り芳しく、舞茸の天ぷらが抜群だ、大満足。R292からR145を右折、万座・鹿沢口を越えて嬬恋、さらにR144を田代湖を右にみて直進、上田に抜ける。途中県道4号線は浅間サンラインに抜けるすてきな道だった。東部湯の丸ICを通り越して、菱野温泉を越えて、大浅間GCの前を通り、追分けまで行けた、これは素晴らしい抜け道だった。R18で松井田まで頑張って関越に乗り帰還、走行距離461Km、走行時間7時間37分、止まっていたのは1時間58分、帰還時刻は5時、結構な一日でした。

2010年7月19日  益子から真岡井頭温泉へ              

TVでやっていた益子特集、行ってきた。 まずは町を一回り、益子焼き窯元共販センターという駐車場に駐車、歩いてみる。目に入ったのは大きな狸。

朝の10時だがTVのせいだと思うが結構人がきている。クラフトやまに、というお店に、お茶の葉香炉というものがあり興味を引かれる。粉茶を小さいお皿の上にのせて、下から蝋燭で暖めるとお茶の香りが部屋に広がるという香炉のお茶のはバージョンだ。乗せるのはコーヒーや紅茶はだめだそうで、日本茶のそれも粉茶に限るとのこと。これは別のお店陶房ましやまというところで一つ買ってみる。川辺正晴さんという方の作品、2100円、ローソクセットはうめの民芸店が180円で格安だ。城内坂という交差点に藍染めの茅葺きの店があり入店、携帯電話ケースがめがねケースにぴったりなのでゲット、お店の方とお話ししていると、Tシャツがあまりにいいので買ってしまった、なんと8000円。高いではないか、と思うが、どうしても欲しくなったので購入、妻には値段を言えない。城内坂で引き返して、帰りにやまに本店で練り込みという数種類の陶土を組み合わせて練り込むことで作られた作品があり、これも思わずゲットしてしまう。陶器は土でこねた上に絵や模様を描き込むのがふつうだが、練り込みは粘土そのものを模様とする。桜や千鳥格子のような模様が何ともいえず綺麗だ。異なる土を組み合わせて焼くので割れやすく安定的に作品を供給するにはスキルが必要だとかで、千田義昭さん、という方の作品が有名だとか、それをゲット7350円、これも妻には言えない。益子の城内坂付近は素敵なお店が並んでいる。

昼の時間になりランチにはぶっかけうどんという看板につられて入店、手作り郷土料理うどん処まし山、というお店。注文はもちろんぶっかけ冷やしうどん、945円。とにかく暑いので冷たいお茶がおいしいのだが、もちろんぶっかけ冷やしうどんも美味しかった。ここからは、R121を真岡方面へ15分で井頭公園にある真岡井頭温泉、入場料700円だ。プールもあり、こちらは1000円。露天風呂、サウナ、薬湯、水風呂などがあり飽きることはない。休憩所はカラオケをやっていて敬遠。もう一つの休息所でジュースをいただく。さっぱりしたところで北関東自動車道を千代田石岡まで飛ばして、R355から絶景の霞ヶ浦大橋を渡り、R344で再度常磐道へ戻り、5時に帰還、面白い行程だった。

2010年7月11日  恵那峡遊覧から岩村城下へ              

名古屋出張に絡めて、恵那峡に足をのばしてみた。 名古屋から中央線で1時間、恵那駅で下車、タクシーで10分ほどで宿の恵那峡グランドホテルに到着。ナトリウム温泉で塩辛いお湯だ。翌朝、朝一番8時半に出るという遊覧船に乗ろうと乗り場に行くと誰もいない。パンフレットには7月の第三土曜日からは8:30が始発の遊覧船とあるが、現地では第三日曜日からだという。パンフレットに印刷されているではないか、と主張するとなんと一人のお客のために遊覧船を出してくれたのだ。日本で初めて作られた貯水式ダム発電がこの恵那峡を形成しているという。岸辺には奇岩が次々とあって一人の客のために二人の乗務員が説明してくれた。

遊覧船が帰ってきたのはちょうど9時、9:05にホテルを発車する送迎バスに駆け込んで恵那駅に戻る。ここからは明知鉄道に乗り込んで、岩村というところまで470円の旅だ。女城主の城という触れ込みの岩村城趾が目当て、駅に降りると摂氏32度だという暑さだった。駅から徒歩で20分の登りで歴史博物館に到着、そこは元の藩主屋敷跡、岩村駅からは昔の町並みがかすかに残っていて、それを観光の目玉にしようとしている。馬籠などには遠く及ばないが、こういうところにもかすかにでさえ昔の城下町や宿が残っているということはすばらしい。

明知鉄道で恵那に戻り、恵那の駅のそばにある大井宿の跡にも顔を出す。こちらはほんのお印程度の跡である。それでも中山道の旧街道沿いという雰囲気はある。

半日の旅だが、歩数11000歩といい運動になる。

2010年6月20日 河口湖から甲府ブドウの丘センター              

朝から河口湖を目指した、天気は曇りのち晴れ。中央高速から見える富士山は頂上に雲がかかるが全体が見える。河口湖でハーブ祭り、というのをやっているのでそこから見てみる。ラベンダーの向こうにうっすらと見えるだろうか、富士山である。

河口湖から西湖に向かうと、西湖では今日マラソン大会をやっている、西湖ロードレースというらしい。参加者は1900人くらいか。車両は右回りに迂回させられた。そこから精進湖へ、そして上九一色村を通って甲府盆地へ。R140からR411へ向かい、途中にあるブドウの丘センターに向かう。町営で温泉、ホテル、ワイン直売、レストラン、バーベキューなど盛りだくさんである。ちょうど昼時でランチを食べた。メニューは「ローストポーク」コーンスープにメインのロースとポーク、パン、コーヒーにデザートがついて2500円也、甲府盆地を眼下に眺める絶景のレストランであり、眺め付きでこのお値段と考えたい。

ランチの後は「天空の湯」というなの日帰り湯、入場料600円を払い入る。こちらも丘の頂上にあるので眺めは最高、ちょうど盆地の向こう側にはフルーツ公園の上にあるほったらかし温泉が見える。アルカリ泉でpH9.5だそうで、少しぬるぬる気味である。温泉自体に特徴があるわけではないkが、こちらも眺めが最高であり、600円は安く感じる。

R411で大菩薩経由、青梅経由で帰還、結構なお出かけだった。

2010年6月6日 諏訪湖片倉館から美ヶ原へ              

すばらしい天候の6月6日、諏訪湖の片倉館に行ってきた。千人風呂といわれる日帰り天然温泉は入場料600円、浴槽は大理石作り、浴槽の下は丸石が敷き詰められていて足裏が心地よい。ラドン温泉という名の低温浴槽もあって楽しめる。二階は休憩室、食事もできるらしいが、駐車場の入り口になぜか横川釜飯900円で売っていたので、それを買う。お茶と合わせて千円、歩いて30秒の諏訪湖畔のベンチで昼食。

諏訪湖からR152を走りあがってビーナスラインへ。この季節のビーナスラインが最高ではないかと思う。空気がひんやりしていて混雑していない。マリーローランサン美術館の脇を抜けて白樺湖、車山から霧ヶ峰と絵に描いたような高原のスカイラインだ。八島湿原では少し歩いてみた。ここは湿原に咲く花がきれいだ。そして今日のビーナスラインの終点は美ヶ原、美しの塔まで歩く、約25分。今でも覚えているのは3歳の頃に美ヶ原にきたこと。本当か、と思われるかもしれないが、なぜ覚えているかといえば急な雨、美しの塔に家族で来たときに駐車場の方から雨のカーテンがこちらに移動してくる、この景色を覚えているのだ。当時はバスでここにきたはず、「雨だ」と叫んだ父の背中に乗ってみんなで走って下の小屋まで降りたことを思い出したのだ。今日の美ヶ原は快晴だった。

2010年5月22日 さわらびの湯から刈場坂峠              

5月22日、素晴らしいお天気に名栗渓谷に行ってみた。名栗湖そばにあるさわらびの湯、入場料は800円、食堂はないが無料休憩所があり、何種類かの食べ物も販売しているので、贅沢を言わなければ一風呂浴びてお腹も満足できる。お風呂は露天風呂、屋内湯、スチームサウナがあり、3時間までという制限付きだが、3時間はいることはないだろう。土産物売り場もあるので山菜やイナゴなどどこでも売っているものばかりだが楽しめる。名栗渓谷からR299にでて、さらに刈場坂峠、顔振峠を回って飯能回りで帰還、日帰り温泉巡りは楽しい。

2010年5月15日ー5月16日  佐久平から春日温泉              

佐久平ICの手前にPAがあって、パラダというスキー場がある。夏場はレストランやカブトムシを売り物にしている。そこからアルプスをみると素晴らしい眺めなのだ。これはいくら写真にとっても伝えられないすばらしさだと思うがとりあえず紹介する。昼食はR141沿いにあるそばや藤蔵屋、ここはとりたてて特徴があるわけではないが、盛りが多い。普通、中、大盛りで、大盛りそばを頼むと食べきるのに一苦労する。普通と中は20円しか違わないのでいつも中を頼むことにしている。野菜のかき揚げを頼んで1000円、いつもランチはここに決めている。そこからさらにR142をとおって、春日渓谷の春日温泉もちづき荘に宿泊、国民宿舎でリーズナブルなのだ。特別なことを期待してはいけない。とにかく素朴なおもてなし、これがいいのだ。春日のお湯はヌルヌルしていて温まる。30分も入っていると一晩中ぽかぽかする。冬だと効果はさらに出てくる。毎年3−4回はくることにしている。

2010年4月30日ー5月1日 沼津から戸田、松崎に宿泊、石廊崎から熱海へ              

バイクで東名沼津ICで降りて、R414から西伊豆の海岸線を回った。今回のボーンヘッドはカメラのバッテリー忘れ、つまり写真なし。三津シーパラダイスの先、平沢というところにあるやま弥という海鮮丼で有名だという磯料理の店でランチ、1280円の海鮮丼を食べた。メニューには鯛丼や手巻き寿司などもあり楽しめそう。小さい店だが地元の人にも人気らしい。戸田の港から見た富士山は松林と港を前景に雲が少しかかっていてお見事だった。宿泊は松崎のまつざき荘という公営の国民宿舎、一人で一泊して2食付き10500円也。翌日はさらに南へ、石廊崎では灯台まで行ってみた。昔あったはずのジャングルパークは閉園、ただの灯台だけを目指して歩くこと15分、見える景色は海に神子元島が見えて、その向こうにうっすらと大島、利島、三宅島、式根島まで見えた、気がする。そして下田、白浜、今井浜、稲取、熱川、海洋公園と久しぶりだ。伊豆高原ビールレストランで漁師漬け丼1980円、ボリューム満点。満足してR135からR1、R129、R16で帰還、走行距離2日間で498Km、楽しめた伊豆半島一周ツーリングだった

2010年4月25日  下仁田サクラの里から小諸懐古園、アグリの湯で浅間三昧              

素晴らしい良い天気、朝からオートバイで長野に出かけた。松井田ICで降りて下仁田サクラの里へ。Web情報では今週末が満開という。初めて行ったがちょっとした感動である。山の中に突如現れる桃源郷というか、15000本といわれる桜の公園である。写真ではなかなか伝わらないかもしれないが、妙義山を背景にソメイヨシノのペイジェント、バスを仕立てて来ている人たちもいる。
車で来ると駐車するのにも一苦労のようだが、オートバイにはその苦労はない。

天空の城ラピュタという話があったが、そういう雰囲気でもある。これはわざわざくる価値もある。

続いて、下仁田から佐久に抜けるR254に入り、岩船山を見ながら佐久に向かう。佐久は今週桜が満開、という場所が複数ある。最初は龍岡城、旧臼田町にある田口小学校の側にある田口招魂社がある。五稜郭とも言われ、函館ほどの大きさはないが、お堀も残っている。

そして、長野牧場。ここもすばらしい桜が満開、背景には浅間山と美ヶ原も見えている。種畜牧場ともいわれる農業試験場で、山羊や牛、ウサギなどの品種改良が行われているという。そして小諸懐古園に向かう。小諸なる古城のほとり、といわれる名園である。

ここでも桜は満開、多くの人たちが満開の桜を楽しんでいる。心なしか関東の桜より色白であるように感じるのは気のせいか。石垣に桜が実に美しい。

ここで二八のソバを昼ご飯として食べる。素朴なおそば、別に特別おいしい、というものではないが、何気ないおそばは好印象である。そして、小諸布引観音のそばにあるアグリの里、という日帰り温泉で浅間山を満喫する。露天風呂の背景は浅間山、銭湯の壁に富士山が描いてある理由がよくわかる。これが銭湯の壁絵のイメージなのだなと。

R141から中央高速で帰還、走行距離423Km、走行時間6時間31分、帰宅は18:15分、楽しい一日であった。

2010年4月11日  高崎みさと芝桜公園から伊香保温泉へ              

関越の前橋ICで降りて、30分ほど走った山の中に芝桜公園があった。3分咲き、ということだったので覗いてみたが、花はまだまだで、入場料無料、太鼓祭りの音が虚しく響いた。寂しいのでおみやげにらっきょうと絵はがきを買った。

榛名湖まで走りあがって、さらに伊香保温泉を目指す。温泉の石段街の一番上にあるという露天風呂が目指す場所。450円で入場。脱衣場とお風呂があるだけのきわめて素朴な露天風呂だ。

いいんじゃあないかなあ、と思う、これで。ゆっくり体を沈める。右がぬるめ、左が熱いめ、交代交替に入ってみる。入ったのは日曜日の10:30頃、空いていて良い。何もないので、20分も入っていれば十分、つまり回転が速いのだ。外に出てのどの渇きを冷たいコーヒーで癒す。伊香保からR145にでてすぐにあったのが「そば処きこり」ごくありふれた食堂だが、石臼手打ちそば、の幟に惹かれる。注文は「日替わりそば定食、6品付き 1050円」。期待通り、なかなかのランチである。

これで1050円はお得感たっぷり、お寿司も二きれ付いて、五目おにぎりもある。満足して店を出たところにある産直売り場で見つけたのは、うどの根っこ。400円で、庭に植えれば来年からウドがとれるよ、というおじさんの甘いささやきにつられて購入!R145から北軽井沢に抜けるR146、日本ロマンチック街道を経由して軽井沢ICから帰還、雨が降るかもしれないという予報を信じて3時に帰宅。走行距離359Km、走行時間5時間19分、お天気は最後まではれ、ナイスな日帰り温泉付きツーリングだった。

2010年3月13日  伊豆スカイラインから伊東へ 「ふじいち」でおまかせ丼              

今日は4月の陽気だということで、伊豆スカイラインから伊東に降りて、伊東のR135沿いにある海鮮みやげものと食堂でもある「ふじいち」に行ってきた。

東名から厚木ー小田原道路から箱根ターンパイクに入った。相当な強風で右に左に振られることしきり、滝知山で足下に見える熱海の町を写真にパチリ。亀石から宇佐美に降りてR135を伊東方面に走り、右手に伊東市街をみるとR135沿いの右手に「ふじいち」がある。一階はおみやげのアジやむろあじの干物、フグのみりん干し、ししゃもの丸干し、鯖、金目鯛、エボ鯛、カサゴの干物、イカの生干し、珍味ではイカやタコの塩辛、岩のりの瓶詰めなどを売っている。二階が食堂部で、イカや金目鯛、伊勢エビやアワビなど目の前で焼くことができる。しかし、僕はランチでおまかせ丼(2100円)を注文、ご飯の量は少なめだが、トッピングされる魚介類の量は山盛り、満足できる。伊東近辺には多くのランチスポットがあると思うが、「ふじいち」は駐車場も広くて従業員もテキパキ、お勧めできると思う。

2010年2月14日  京都 加茂川館に宿泊、三条白川から清水寺へ              

京都の旅館に泊まりたくて、片泊まりで行ってきた。夕食は先斗町でとり、朝は旅館の部屋食だ。朝食後、すいている間に歩いて三条白川の「かにかくに」石碑から祇園コーナーを通って、高台寺、ねねの道、石塀小路、ここでお茶を飲み休憩。ひっそりとした喫茶店でいい感じだ。さらに一念坂(初めて歩いた)、二年坂、三年坂と歩いて清水寺へ。朝早くいったので二年坂までは空いていたのが嘘のような清水寺の混雑、さすが京都は大観光地だ。お散歩になってよかった。13500歩の散歩。午後埼玉に帰宅。

2010年2月13日  京都先斗町 「風南」京野菜、海鮮料理              

京都先斗町にある「風南」に家族5人で行った。サラダ、鯛のカルパッチョサラダ、餃子、鶏もも肉から揚げ、野菜10種盛り、前菜、鶏つくねベーコン巻き、トビウオ焼き、焼酎、ワイン、デザート、コーヒーでしめて15100円は格安だった。特にトビウオは新鮮で焼き物にするのがもったいないようなもの、おいしくいただけた。

2010年2月10日  活水料理 銀座やまと              

銀座7丁目、中央通りの一本裏手にある「活水料理 ぎんざやまと」で夕食を食べた。野菜中心の健康的メニューで大変満足した。注文したのは、お刺身盛り合わせ(二人前3500円)、季節の温野菜840円、豆腐三種盛り(580円)、豆腐ブルーチーズ(500円)、湯葉シューマイ(500円)、生ふ磯部焼き(480円X2)、ネギオムレツ(640円)、縞ホッケ焼き(1200円)、その他アルコール飲み物で4人で締めて21000円。

ビルの五階に古民家風の内装、天井を低くして隠れ家の雰囲気を出している。壁紙や天井にも凝っていて、古い内装の感じを出している。仲居さんの対応は感じが良く、教育されている。飲み物メニューも充実、ワイン好きから焼酎にうるさいオヤジ、ソフトドリンクまでカバーできる。豆腐やらしく豆腐、湯葉関連メニューが充実、健康志向の方にはお勧め。

2010年2月6日 熱海の梅園は満開、そして起雲閣へ              

金曜日は伊東に宿泊、おいしい料理をよばれて、温泉で疲れをとりました。そして土曜日午前中は熱海の梅園に、ほぼ満開、早いですねえ、ここは毎年2月のはじめに咲くのだそうです。蝋梅はすでに散り初めで、水仙も満開、梅は10種類くらいの紅梅白梅がほぼ満開です。(2月6日時点)来宮の駅から徒歩10分くらいの登りですが、小汗をかく頃には到着、入場無料なのがうれしく、帰りには買うつもりは全くなかった記念切手を買ってしまいました。

そして、今度は熱海の海岸に向かって徒歩20分、起雲閣という海運王の内田信也が建てた別邸を東武鉄道創始者の根津嘉一郎が買い取り、その後旅館になって、今は熱海市が買い取って公開している、というローマ風呂もある立派な建物を見に行ってきました。大正7年建築、そのご増築を重ねた建物群で、山本有三、谷崎潤一郎、尾崎紅葉、坪内逍遙、三島由紀夫などの文豪が泊まったという。それぞれの作家ごとに部屋があって、遺品、思い出の品、写真などが展示されていた。池田満寿夫展もやっていて、コンサートも開催されていて、なんだか市民会館のようなにぎわい。

海岸に出て、マリーナを散歩、金目鯛のひものを買って、今日はおしまい。13500歩のお散歩でした。

2010年1月16日 世田谷ボロ市と魚屋さんが経営する食堂で美味しい三色丼              

世田谷のボロ市に行ってきた。12月と1月に開かれているボロ市には行ってみようと思っていた。小田急線豪徳寺で降りて、びっくり。豪徳寺の駅がすっかり変わっていた。20年前に六年ほどすんでいた豪徳寺、今では複々線になり駅舎も立派になっている。駅から南に宮の坂方面に徒歩10分ほどで、井伊家の菩提寺豪徳寺に到着。直孝が鷹狩りの帰りに前を通りかかって、招き猫が手招きするので寺に入ったところ、今までたっていたところに落雷したので、それ以来寺に莫大な寄進をして豪徳寺は繁栄したという、なんともできすぎたお話。寺にはその招き猫がたくさん奉られて(供養?)いた。

さらに、歩いて世田谷城址、ここには北条氏が管領だったお城があったのだ。そして国士舘大学の横を通って松陰神社に。伝馬町で刑死した松蔭を弟子の伊藤博文と高杉晋作が故国長州毛利家の別邸があったこの場所に葬った。それが松陰神社。ちょっと歩くと松陰神社前駅、その駅前にある魚屋さんは食堂も経営、そこで昼食。1300円の三色丼にする。小鉢とベッタラ漬け、みそ汁がついてこのお値段はリーズナブル。

そしていよいよボロ市に突入、急に人が増える。以前にも一度きたことがあるらしいが、記憶がない。なんにも買うものはないと思っていたが、おおきな皮が一枚千円だったので買った。そして、古本5冊で300円、これも買って、さらに名前の焼き印、名前を探してもらったらちゃんとあったので、これも思わず「買った」。そして4000円で売っていた革製手作りのベルトにつけるポーチ、これも買ってしまった。

何軒くらいの出店があるのだろうか、相当長い歴史のボロ市、430年前の戦国時代、関東管領だった北条氏政が、城下だった農閑期の農民たちのために市場税を免除して楽市として開いたと言われている。世田谷通りの一筋入ったところになる通称ボロ市通りに700軒ともいわれる出店が出ている。

売っているので多いのは着物と帯、古着、瀬戸物、様々な人形、アクセサリー、骨董品、神棚や餅つきの臼も売っていた。

食べ物屋もたくさんでているのだが、気になるのはトイレ、食べ物を扱っている人たちはちゃんと手を洗っているのだろうか。寒いので通行人が垂らす水っぱなも気になる。気になる人は買わなければいいのだ。しかし、散歩のつもりだったが、その他のものは、結構買ってしまう。豪徳寺から歩いて半日楽しんだが、いつもはすいている路面電車電車はとても混んでいた。それにしても今日は本当に寒い一日だった。

 

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