サークルの概要
絵本サークルくるくるは、京都を活動拠点にした、
手作り絵本サークルです。
サークルのメンバーは現在(2016年)、20代の大学生から、60歳の男女が参加しています。 メンバーは個々人で絵本を創作、製本し、不定期でグループ展を行います。サークルの集まりでは、絵本に対する認識や知識を広げ、深める目的で、ディスカッションや情報交換を行っています。直接に絵本を作る、という行為は各々の裁量、ペースに一任しています。 サークルの集まりは月に一度、第三土曜日を基本に、京都・河原町五条の「ひと・まち交流会館」の会議室やオープン・スペースを利用しています。 2008年度からは、京都市河原町五条にある市民活動センター「ひと・まち交流会館」に団体登録し、絵本を作るだけではなく、絵本を通じての活動にも視野を広げています。
サークルのできるまで
完成した絵本を「誰かに見てもらおう」という気持ちで 作品展を開くために集まりました。
2005年秋から始まった京都精華大学の市民公開講座・GARDEN「絵本をつくろう」を受講していた一部のメンバーが、受講が終わるその年の暮れ、まだ完成していない絵本を、受講生が自主的に集まって、製本まで完成させよう、というのがきっかけで集まったのが始まりです。 その後、完成した絵本を「誰かに見てもらおう」という気持ちで、主に作品展を開く目的で再び集まりました。 その第一回目の作品展は、京都精華大学マンガ学科カートゥンコースの支援のもと、同大学内のギャラリーで開くことができました。作品展は2006年の秋に行ったので、前半期、つまり春の絵本講座を受講した方も参加しました。 この形態での活動が翌年も続き、2007年秋にも、もう一度同ギャラリーで作品展を行いました。 最初に受けた講座は一般に開かれたものなので、当初は小学生から60歳以上の年配の方まで、幅広い層が参加していました。その後、教室形態ではなく、サークル形式になるとともに、自主的に動ける人や、これからも絵本を描いて行こうという人が残りました。 現在では精華大学の講座がなくなったため、新規の参加の方は、新聞や作品展を通して知っていただいた方になります。