野辺山スキー場・ヤナバスキー場


●99年3月6日土曜日 野辺山スキー場

大学の後輩4人と小野家の計6人、車2台中央道の談合坂サービスエリアで合流。 天気も上々で、雪を頂いた南アルプス、八ヶ岳も美しい。 今回は後輩3人が、草レースに出るって言うんで、 小野家は車とビデオ撮りに駆り出され(?)る。

野辺山スキー場。レーサー仕様のゲレンデだけあって、 コース全面、カチカチのアイスバーンに仕上げられていた。 全面だから、アイスバーンを避けることは不可能。 転んだらかなり痛い、というわけで、慎重に滑ってはいるのですが、 アイスバーンゆえに勝手にスピードが出てしまう。
そのうちに、転ばずにうまくコントロールしながら、 ある程度スピードを出してアイスバーンを滑るスリルがたまらなく良くなってきた。 アイスバーンは好きでなかったけれど、 このスキー場のおかげでアイスバーンも楽しくなってきました。

ジャイアントスラロームのレースはナイターで、 色鮮やかな照明がコースを照らし、 のりのりのバックミュージックに、生のDJ付きと、 なかなかの雰囲気で盛り上がった。参加者は百数十人。 レース前はスタートゲートの後ろで、 沢山の選手達が熱心に板のワックスがけなどをしていたりして、 緊迫したレース独特の雰囲気も伝わってきた。


スタートを切る後輩の雄姿

3人の結果は1人コースアウトした以外は、無事にフィニッシュ。 明日のレースに向けて、宿に向かって中央道を再び北上し、 野辺山を後にした。

●99年3月7日日曜日 ヤナバスキー場


青木湖が望めるこぢんまりした、しぶい(?)スキー場。 どちらかというとスキー場というより、スノーボード場と言ったほうが正解。 ボーダーの方が圧倒的に多い。スキーヤーの方が肩身の狭い思いをしたのは、 これが初めてです。

この日午前のレースはスラローム。昨日の野辺山とうって変わって、 本当に草レース。参加者数十人。スキー場の左隅っこのコースで、 音も無くひっそりと行われた。 スキー場の右側のコースでは、スノーボードの巨大ジャンプ台で、 華麗な空中わざのショータイム真っ最中で盛り上がっており、 よけいに寂しさが浮き立ってしまった。 観客はほぼゼロ。写真やビデオを撮っていた私らだけだった。さむー。

結果は3人中、2人がクラッシュして、コースアウト。 これはいけると思って、欲を出したのが裏目に出たらしい。 結局、攻めずに無難に滑った1人だけが、記録を残すという、 ありがちな結果になりました。


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