去年行こうとして、結局行かなかった月山スキー場へ、 今年こそは行くぞ!おおーっ!!ということで、 亜紀タイ出張から帰った翌日の夜11時頃、 山形は月山に向けて、出発したのでした。この頃の東北地方は山桜と新緑がきれいで、 本当に感動してしまいました。 新緑の淡い緑色が、とってもおいしそう。 紅葉がりもいいですが、新緑がりもまた乙なものですね。
朝7時頃、月山スキー場に到着。まずスキーリフト券を買う為に、 スキーかついで雪道を登る、いきなりしいる月山スキー場。 なんとか着いたと思ったら、並んでる、 見るだけでうんざりする程の長い列。 5月になってまでスキーをやろうなんて思う、 しょうもない人々がわんさかいました。 30分以上並んで券を買い、 1本しかないリフトにまた同じくらい並ぶ。 さすが月山、スキー場とは名ばかりで、 登山者仕様、スキーはサブビジネスという感じですね。
やっとのことでリフトに乗って上までたどりつく。 スキー場についてから、4時間が経っていた。 あっという間に下まで行く。また30分以上並ぶ...。 しかし天気が最高に良かったので、上からの景色は抜群だった。 雲一つない真っ青な空が、雪の白さと幾重に連なる山々に映えて、 とてもすばらしいー。うーん美しい。来てよかったー、と思いました。
リフトを降り口の左側に小高い山があって、 登っている人がたくさんいる(写真右)。 我々もせっかくきたんだからと、ついに挑戦を決意した。 人々は息を切らしながら、ただひたすら、黙々と登っている。 さすがにこの季節、スキーウエアでは暑くて、汗をかく。 しかし多くの人々をそれに掻き立てる、この不思議な力は一体なんなのか? この山の頂上からは何が見えるのだろう? 好奇心?自分への挑戦?満足感?達成感? 今しか見れないこの美しい自然を見るため? 登りながらいろんなことを考えているうちに、 登山者や山岳スキーヤーの気持ちが少し分かったような気がしました。
途中休憩をはさんで、頂上についた!。頂上は期待以上の大パノラマが広がっていた。 リフトを降り口の所で見た景色の何十倍もすごい。思わず声がでてしまう。 北には遠くの方に、鳥海山が見えた。ふもとは空の色と一体化していて、 雪を頂いた山頂だけが、空の中に浮かんでいるように見えて、 とても幻想的だった。 北西は庄内平野の町並みと、日本海までもが見ることができた。 それ以外の方向は雪をかぶった美しすぎる山、山、山。
右は初登場、亜紀の弟の一郎。 久々の大感動でした。美し過ぎる。生きてて良かったー。神様に感謝しよう! 初めて来たのに、この一生忘れられない景色を私は見ることができて、 なんて幸せものなんだろうかっ!。
頂上は強風吹き荒れ、さすがにスキーウエアーでも着てなければ、 寒さで5分といることはでません。 地元の人の話しでは、前日は風邪の強い曇り。 翌日も一日中曇ってたので、 まさに幸運な見事な晴れの日だったようです。 1日早く出発して良かった。 天気が良くなかったら、長距離運転して、雪道登って、ひたすら並んで、 1本リフトに1日たったの3〜4回、上からの景色もさっぱりでは、 悲惨なスキー経験になってたでしょうね、ほんと・・・。