「あれ?なんか変よ。」
幸い速度が非常に遅かったのと、必死のハンドル操作(?)
でガードレールごっつんは免れました(60度位は回りましたか)。
後ろにも衝突されずに済み、S.A.内でよかったーとほっとしましたが、
こんなに簡単に車って回っちゃうもんなのね・・・と、すっかりおじけぎみ。
「強風のためリフトを止めさせていただきます。」「??。」
そして4つ目の事件とは、駐車場にはあたりまえですがたんまりと遠慮無く雪が積もりまくっていて、
タイヤが予想どおり空回り。疲れている体にさらに追い討ちって感じ。
もういいかげん頼むよーとはんべそ状態。
スピンはあんなに簡単にしたくせに、押してもびくともしやしないの。
あとで長野在住の人に聞いた話ですが、
あの辺りでもあれほどの大量の雪が1度に降ったのは、
ここ100年(!)来ないそうで、じもちー(地元民)でもたまげるほどの大雪だったらしいです。
とにかくみんな無事に帰宅できて良かった。お疲れ様でした。やれやれ。
☆事件その2:スピン!?
談合坂S.A.で残りの2人(YT運転手とISさん)と落ち合ったのですが、そこに行く前にもうすでに
雪がぱらぱら・・。まだ先長いのに、こんなに早くから降り始めるなんて。
その後長野入りもしていない甲府過ぎあたりで、チェーン規制、制限速度50km/h。
これではいつ到着するのやら、出発を早めたため完全徹夜状態になっちゃいました。
のろのろ走って諏訪湖S.A.をやっとこさ出て、すでに午前4時。
芳浩が眠いから運転代わってと言うので、雪道は初めてでしたが、
時速50kmなら大丈夫だろうと軽く考えて代わったのが間違いでした。
S.A.を出ようとカーブを曲ったら・・・。
「えっ!。まっ、回ってるーうっっ?!」ひえー、ガードレールが目の前に・・!!。
高速出れば急なカーブはないから、
と気をとり直して勇気を出して出発しましたが、
いつまた回るかとはらはらどきどき。
結局10kmほどしか運転せずに再び交代。(ほとんど運転代わってあげれなかった。ごめん。)
それからは猛烈な眠気とスピンの恐怖に耐えながら、
朝7:30に宿に到着するまでたっぷり8時間ものロングドライブを楽しみました。
やっぱり次買うときは4WD、スタッドレスがいいやね・・・。
(YTさん号がそうで、快適そうな走りだった。)
☆事件その3:ゲレンデ登る?
やっと着いたはいいけど外は相変わらず猛吹雪。
でもせっかく来たんだからと、体にむちうっていざスキー場へ。
しかし、横風がほっぺたすぐに真っ赤になるほど強くふきつけ、
新雪驚くほどどんどんたまって板埋まり、視界もほとんどゼロ。
風強すぎて前進まーん。あんまり寒くって凍え死むー!。
「午後は晴れるよね。」の願いもむなしくますます勢い増して強風吹き荒れ、
そこにまだ2時前なのにこんなだめおしアナウンスが。
宿より下だったため、板かついでゲレンデ登るはめになりました。
なんでスキーしに来て、雪山登山しなきゃいかんの?。
おかげで1日目はほとんど滑れずじまい。
何のためにここまで死ぬ思いして来たんだか。これではまるで修行僧じゃ。
☆事件その4:駐車場入んない?
2日目は相変わらず雪の降る寒い日でしたが、
風が弱かったので1日目の欲求不満解消とばかり、
午後4時過ぎまで滑り、温泉に入って宿を後にしました。
帰りの中央道はすっかりきれいに除雪されていたので、
チェーンなしでOKだったのですが、
高速降りると想像以上の降りっぷりに驚きました。
周りの景色が雪国から帰ってきた気が全然しなくて、
道がつるつるで帰ってきても最後まで気が抜けやしない。
それでもなんとか夜中の3時頃無事家にたどり着くことができました。
こんな怖いドライブも、無事に帰れてこんなにほっとしたのも、生まれて初めてです。
再三のトライで何とか抜け出しましたが、
駐車する場所に入れるほんの数メートルを動かすためにチェーンはきました。
こんな真夜中なのに、ちょうど真ん中でチェーン装着しているところに、
同じ駐車場に別の車が入ってこようとして、あせるのなんの。
結構待たせちゃってすいませーんです。あーあ。(._.;)
☆事件その5:実は、無事じゃなかった!?
なんとなんと、実はやれやれじゃなかったんでぇす・・・。
今回ただ1人スノーボードで参加のIKさん。
帰ってきてからどうも痛いってんで病院に行ったら肋骨にひびが・・・。
みんなびっくりぎょーてーーん!!
そういえば2日目胸が痛いって言っていたね。
でも帰りに車運転してもらっちゃったよ。まさか骨折してたなんて・・・。
胸が痛いっていうのは、呼吸が苦しいとか、
締め付けられるとかそういうのかと思っていたら、骨だったのね。
全治1ヶ月だって。
それじゃこれからっていうスキーシーズンがだいなしじゃーん!!。
スノーボードはやっぱり怖いなー。怪我にはくれぐれも注意!ですね。
ちゅーわけでいっぺんにいろいろありすぎて、すごくいろんなこと経験した、
たいっへん大変な、思い出深ーいスキーツアーになったのでした。