10月4日、5日は芳浩の会社の社内旅行でした。
場所は新潟県湯沢。2日目にはメインイベントの「川下り」が予定されていました。
家族で参加したかったのですが、卓球のページでもおわかりのように、亜紀は4日の日は、
年に1度の関係会社間対抗の卓球大会に参加(結果は惨敗でしたが・・・しくしく)しなければなりませんでした。
でも「どうしても川下りがしたーい!!」という私の強い希望で、
日曜の朝5時に車で家を出て、途中参加することになったのです。
(土曜日で帰る日帰り組は何人かいたようですが、途中参加はやっぱり小野家だけ・・・。)
それでも社内旅行でやるんですから、そんな危険なことはしないだろう、
濡れても足や上着に少し水がかかる程度だろうと、たかをくくっていました。
服装だってジーパンにスキーのアンダーウエアー、泊まらないから下着の着替えもなし。
実はそれがみごとに、完っ全っっに甘かったのでした。
まず4、5人がかりでゴムボートを川岸まで運ぶ。これが結構重い。
漕ぎ方や投げ出されたときの注意などの簡単な説明のあと、
各自オールを持って4、5人づつ4隻に別れてボートに乗り込む。
このときの水の冷たいこと、ちょっとぷるぷるしそうなくらいです。
ボートの左右にしゃがんで、ボート内側の方の足のひざをつき、
両手で持ったオールをなるべく縦になるように持ちます。
そして「左フォワード(前進する)」「右リバース(後ろに漕ぐ)」という、
後ろに乗っているインストラクターの指示の通りにオールを操作するわけでぇす。
途中川中の大きな石に乗り上げボートが動かなくなると、
「前行ってくださーい」「後ろ来てくださーい」「また前行ってくださーい」
「今度は右1列になってくださーい」などと言われて乗組員総出でボートの重心を移動させ、
うんせ、うんせとなんとかボートが動き出すようにするのです。
時にはインストラクターが川に降りて、軽くなった方のボート端を持ち上げたりして、
石を回避しなければなりませんでした。
この時期は水が少ないそうで、しょっちゅうひっかかったので、
そのたんびに移動させられ、かなり足にはいい?運動になりました。
インストラクターの人もかなり大変な力仕事。
それでもちょっとした段差のある所では「ぐわ〜ん」と流れて、
迫力もあって、間近に水の流れを感じることができました。
水は容赦なくボートに入り込んできて、
他のボートとオールで水を掛け合ったりしたので、
否応なしに全身びしょぬれになりました。
小雨もぱらついていて、時期的にも結構寒かったので、みんな震えてましたけど、
とてもおもしろかったです。チャンスがあったらぜひやってみてはいかがでしょうか。
帰りに温泉ランドで冷えた体を温め、
湯沢駅前の釜飯屋さんですごくおいしいこだわりの釜飯を食べてきました。
えっ?濡れた下着のままどうやって帰ったかって?
それはご想像にお任せします。チャンチャン♪。
「ずぶねれになるからウエットスーツに着替えて。
Tシャツなんて着るとかえって濡れて寒くなるから全部ぬいで。」
とインストラクターの方に言われました。
ずぶぬれ?ウエットスーツ着ろ?聞いてないよそんなの。
どうやら幹事さんもよく知らなかった様子。
下着以外は全部ぬいで、直接ウエットスーツを着込み、
薄いかっぱのようなウインドブレーカーのようなものを着て、
ヘルメットかぶってライフジャケットもしっかりはおり、
小雨の降るなかいざ清津川へと参ることになったのでした。
これってほんとに社内旅行?ずいぶん本格的だね・・・。