ペーパードライバー返上物語
ぺーパドライバー返上物語

あんまり疲れたので、午後からまたやろうということになって、 家に帰るや否や、ベッドに倒れ込むしまつ。 ほんの少し運転しただけなのに、本当に立っていられないくらい疲れました。 運動した後の心地よい肉体的疲労感とはまるで違って、 この何とも言えない精神的な疲れというのは、 体はぐったりでも精神が興奮状態だから、 横になっても全然休まらないのでいやーなもんですね。

駐車場に向かうときの気分をたとえて言うなら、 泳げないのを友達に馬鹿にされたので、 何とか泳げるようになりたいと思ってプールに向かうのですが、 どうしても水が恐くて、だんだん気分がゆううつになって、 足取りが重くなってる小学生のような感じです。 できることなら逃げ出したい、でも早く泳げるようにならなければ・・・、 心の中で葛藤しているのです。

とりあえず、何日か乗ってだいぶ落ち着いてきたので、 少し遠出(と言っても1周2キロ弱ですが、)することになりました。 あたりは暗くなってました。 まず、模範走行をしてもらってコースを確認した後、 覚悟を決めて出発しました。

信号のあるT字路にさしかかってみると・・・? なんか様子がへんだぞ、やじうまが数人・・。 ややーーっっ。じっ、事故だーー!!!。 車2台が衝突して左右の道路脇に止まっており、 間の路上には、大きなガラスの破片がまだ除かれずにギラギラ。 1台は横が激しくへっ込んでて、もう1台はフロントがペシャンコ。

「おまわりさんが道路の真ん中で誘導してるよっっ。」
「信号はいいから、おまわりさんに従って!!」
「起きたてほやほやだよーー。さっきはなかったのにー。」
「ガラスの上走ってパンクしないのっ?」
「わー人が倒れてるーー!!!」
「救急車も来てる!。」
「交差点のど真ん中でエンストしたらどうしよーっ!!」
「ひえーっ・・・・・・・・。」

なんとかエンストせずに無事通過して戻ってきましたが、 とんだ初体験になってしまいました。 もう少し早く出発していたら、 もしかしたら事故に遭っていたのは私だったかもしれない・・? ゾッとしますねー。

私はスピードが恐いので、ボディーの横をへこましたりする自滅や、 後ろに渋滞をつくることはあっても、 スピードの出しすぎが原因で自分から大事故を起こすことはまずないでしょう(と思う)。 今度実家に帰るとき初めての高速教習を受けて、車線変更の練習をする予定です。 高速走ってる間だけでも運転が代われればだいぶ違いますよね。 まあ、焦らず気長にやろうと思っています。がんばりまーす。−−−おしまい。

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