午後東京に戻るため、京見仏2日目は午前中だけ。 嵯峨野の宿から歩いて行ける、大覚寺と二尊院へ足を運んだ。 大覚寺では、重文の本尊である五大明王像と大沢池を見て、 二尊院では、その名の通り釈迦、阿弥陀の二尊を見仏した。 二尊院の本堂へと続く長い参道(紅葉の馬場)の両脇は、 まさに紅葉真っ盛りでこの旅一番の美しさを堪能できた。 さすが京都有数の紅葉の名所と言われるだけの事はある。
この日は自転車に乗らなかったが、前日京の町を自転車で周ってみた感想は、
といえば、「とても怖い、乗りにくい」である。
京都の交通事情
とにかく道が狭くて渋滞だらけ。
大きな交差点の中を、路面電車が斜めに突っ切るというような、
一瞬「どの信号見たらいいの?」と思うほど複雑で危険な交差点もあった。
平日のラッシュに巻き込まれたというのもあるかもしれないが、
観光の町と、大都市化した現代の人々の生活とを、どう両立させるのかという、
京都ならではの人々の苦悩を垣間見たような気がした。
京都は残念ながら、MTB観光見仏にはあまり向いていない。