旅行期間:2007年11月27日〜12月3日
場所:ドイツ(ミュンヘン)、ロシア(モスクワ)
印象に残った場所と個人的な感想を。写真をクリックすると大きな写真が開けます。
■ ドイツ・ミュンヘン(11月28日)
<裁判所>
ミュンヘン中央駅からカールス広場、マリエン広場に向かって歩き出すと、道路左側のこの建物がまず目に飛び込んできました。いかにもドイツらしい重厚で手の込んだ建物は裁判所でした。
<聖ミヒャエル教会>
 1597年完成のカトリック教会。入口扉の取っ手までキュートな天使でした。
<ミュンヘン中央駅とICE>
ここからICE=インターシティエクスプレスという急行列車に乗りました。
駅は広く、ガイドブックによるとホームが36番線まであるようです。清潔で開放的で、人は多いけれど日本の駅のような混雑感はありませんでした。
ホームには、人の形をした案内板も(右写真)。ドイツ語で「ヴィルコメン」=「ようこそ」と書いてありました。
車内も清潔で快適でした。1つの車両内に、2人掛けの座席と四角いテーブルを囲む4人掛けの席が混在していました。進行方向を向いている席もあれば逆向きの席も。さらに、喫煙席と禁煙席、1等席と2等席が同じ車両内にあり、それぞれガラスの扉で区切られているのも面白かったです。
■ ロシア・モスクワ(12月2日)
<市内散策>
モスクワと言えば赤の広場(左写真)。右側にクレムリン、正面の丸屋根のカラフルな建物が聖ワシリー寺院。Xmas前だったので大きなツリーも。雪は少なかったけれど、気温はマイナ ス5℃でした。
赤の広場から伸びるトベルスカヤ通りの横断幕(右写真)。「12月2日国家会議選挙」と書いてあります。2日はロシアの下院である国家会議選挙の投票日でした。
トベルスカヤ通りにある老舗の食料品店「エリセエフスキー」(左写真)。宮殿のような内部は見事でした。
歩行者天国のアルバート通り(左写真)。土産物店やレストラン、カフェが軒を連ねています。早朝だったのでまだ人も少なく、残念ながら店もほとんど開いていませんでした。
地下鉄「レーニン図書館」駅の構内(右写真)。「ビュッフェ・メトロ」という軽食スタンドがありました。壁にはしっかりレーニンの顔が。
<下院選挙投票所>
 12月2日の投票日。市内の投票所をのぞいてみました(左写真)。中に入るとまず、パンや果物、本等を売る売店がありました(右写真)。飾り付けも綺麗でなんだかお祭り気分。聞けば、出店はソ連時代からの習慣で、市民に投票を促す1つの策、そして投票に来た人への特典だとか。
<食事>
滞在中の食事を一部紹介します。
まず初日。降雪でミュンヘンからの飛行機が大幅に遅れ、モスクワのホテルに着いたのは深夜零時すぎでした。幸いホテルのレストランがまだ営業しており、遅い夕食をとりました。スパゲティとお茶。パンは白と黒でした(左写真)。
朝食はホテルのバイキング(右写真)。品数がものすごく多く、1週間ぐらい滞在しないと全種類試食できないほどでした。パンは黒パンとクロワッサンを取りました。野菜とチーズを一切れ。手前の粉砂糖がかかっているのは、ロシア料理の1つで、パンケーキに近い「ブリヌイ」です。左の皿は「オムレツ」です。コックさんが目の前で焼いてくれました。目玉焼きかオムレツかを選び、オムレツなら中に入れる具を指定できました。フットボール型にまとめる手さばきを見たいと思っていたのですが、なぜか平たい円形のままでした。どう見ても「薄焼き卵」ですが、もしかしたら「オープンオムレツ」?
アルバート通りを歩いた時、「コーヒーハウス」で休憩しました。「コーヒーハウス」はチェーン店らしく、市内のあちこちで見かけました。コーヒーはおいしかったです。
<空港の荷物梱包サービス>
ロシアの空港、また航空会社では、荷物のトラブルが多いようです。預けた荷物の紛失は珍しくなく、カバンが開けられて中の物が盗まれることもあると聞きました。そのためか、モスクワ・シェレメチェボ2空港のチェックインカウンター横に、左の写真のようなサービスがありました。透明なラップでカバンをきつく、ぐるぐる巻きにして、開けられないようにするのです。170ルーブル、約600円ですから決して安くないサービスです。
こんなサービスが不要になるよう、荷物の安全対策を講じて欲しいものです。
|