■友人とともに1日限りのショップ店主に!
このイベントは春と秋の年2回開催されています。アクセサリー、ガラス、木工、革製品、編物など、さまざまなジャンルの創作活動家・愛好家の皆さんが、自分の作品のお店を1日限りオープンさせます。毎回出展希望者が多く、今回も120組を超える応募があったそうです。晴れて選ばれた32組の中の1組として、ジュエリーアクセサリーを作っている友人と一緒にお店を出し、セーターやマフラーなど編物作品を出展することができました。 ■商品のレイアウトに結構苦労
■寒さが幸い
最初に売れたのは紺色のプチマフラーでした。買って下さったのは、実は出展者のお1人、中年の女性の方でした。会場内が寒いということで、購入するとすぐに首に巻いてくれました。「もっと明るい色のがあればいいのに。年とると明るい色が欲しくなるのよ」と笑いながらおっしゃっていました。自分の作品が売れて、しかも誰かの役にたって、とても嬉しかったです。ありがとうございました。 実は、この日売れたのはほとんどがマフラーでした。おそらく、寒さが幸いしたのだと思います(!)。
■女の子が編みぐるみを買ってくれました
■お金を頂くことへの責任感芽生えるお客様にお金をもらうと、ちょっと心配になります。自分が作ったマフラーや帽子に、これだけの価値があるのだろうかと思ってしまいます。不備はないだろうか。きちんと、丁寧に作っただろうか。そして長く使ってもらえるだろうか。不安になります。 これからネットショップを開くにあたっては、自分で納得し、自信を持ってお勧めできる物を責任をもって作り、責任をもって売らねばならないと思いました。
■戻ってきて下さったお客様、ありがとうございます!帽子を試着された中年の女性の方は、しばらく購入を迷っておられたのですが、「ごめんなさい」と言って結局買わずに帰られました。カラフルな糸使いでポンポンも付いたかわいらしい帽子で、実はその方にとても似合っていたので、正直残念だなあと思いました。 でもしばらくしてから、その方が「やっぱりこれ買います」と戻って来られたのです! あの時は本当に嬉しかったです。よく考えて、やっぱり気に入ったからと戻ってきた下さったこともそうですが、それよりもむしろ、よく似合っている方に着用していだだけることの方が嬉しく感じました。この気持ちは自分でも新発見でした。これも、実際に物を売ってみないとわからない喜びでした。ありがとうございました。
■先入観は捨てるべし!皆さん、自分に似合うものをよくご存知です。若い女の子向けかなと思っていたハンチング風の帽子をきれいな銀髪のご婦人が手にされた時はちょっと驚いたのですが、試着されたらまあ似合うこと! とてもチャーミングでした。 その後、中学生ぐらいの女の子が同じ帽子を試着しましたが、予想通りぴったりでした。実はその後、女の子のお母さんが試着されたのですが、これがまたお似合いだったのです。この帽子は意外と幅広い年齢層の方に似合うという発見をさせてもらいました。 結局、年齢は関係ないのでしょう。何事も最初から決め付けてはいけませんね。このように、お客様のほうが自分の作品の意外な面を引き出して下さって、びっくりすることも多かったです。
■ああ、セーターは売れず…今回一番売りたかったセーター類は、残念ながら売れませんでした。値段が高すぎたのでしょう。ご近所の方がふらりと立ち寄るマーケットですから、皆さんそんなにお金を持っては来られないでしょう。もちろん、商品が魅力的ではなかったというのも理由の1つだと思います。その点は反省材料です。
■皆さんに感謝です!それでも、最終的にはマフラー、帽子などが数点売れました。いろいろ勉強になった、本当に楽しい1日でした。この機会を与えてくれた細田工務店さん、一緒にお店を出してくれた友人、悪天候の中来場してくれた友人知人、そして自作の品を購入して下さったお客様に、心から感謝します。 細田工務店のHPにも、マーケットの様子が少し紹介されています。よかったらのぞいて見て下さい。(08.11.30) |