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管理会計論B Management Accounting B



Google Classroom等での学生への情報伝達が定着化しましたので、2023年度以降の情報の更新は中止することになりました。


授業概要

管理会計は、企業や事業の業績を評価して問題点の明確化を図り、また経営者の意思決定を支援して、企業の業績向上を図るための会計です。管理会計論Bでは、管理会計の応用、実務を説明します。初歩的な管理会計を学修したい人は会計学入門2、基本的な管理会計論を学修したい人は、管理会計論A(劉先生)を履修してください。

2022年度の授業内容

2021年度から管理会計論は、管理会計論Aと管理会計論Bに分割されました。私は、管理会計論Bを担当しています。
なお、2021年度は、前学期、後学期で開講しましたが、2022年度は後学期のみ開講です。

1.オープニング~概論
2.原価企画と日本企業の競争力
3.ものづくり管理会計
4.活動基準原価計算と働き方改革
5.分権化組織の管理会計
6.中期経営計画と戦略策定
7.バランス(ト)・スコアカードと経営戦略
8.外部講師講演 
9.研究開発費の管理会計
10.株主価値向上の管理会計
11.収益の管理会計
12.マーケティングと管理会計
13.統合的業績評価マネジメント(CPM/EPM)による企業変革
14.戦略的投資意思決定
15.貸借対照表重視の管理会計

受講には、Classroomによる予習が必要です。
Classroomにアクセスし、オンデマンドビデオを視聴した上で、招待URLから、Zoomにアクセスしてください。
Classroomの使い方

【授業の特徴】
・ICTを活用した授業です。
・基本的な説明は、事前予習のオンデマンド動画で行います。いつどこでも、繰り返し、途中停止もでき、効率的です。(外部講師による特別授業を除く)
・対面授業時間中は、質問、課題、議論を中心に行います。基本的な知識ではなく、知識を使える力を養います。
・管理会計論に止まらず、経営戦略、マーケティング等の周辺分野についても説明し、社会に出て役立つ実践的な管理会計論を学べます。

みんなのキャンバスに授業評価が掲載されています。

授業実施時間

後学期 火曜日2時限

教室

1202教室

教科書

教科書は、川野克典「管理会計の理論と実務 第2版」中央経済社を使用します。「管理会計の理論と実務 (初版)」は使用できません。
資料を毎回配布します。


毎回、資料を配布します。

参考文献

河田信・川野克典・柊紫乃・藤本隆宏編『ものづくりの生産革命 ~新たなマネジメント手法の考え方・使い方』

成績評価の方法

全体の3分の2以上の出席前提条件として成績評価を行います。
全15回の課題(Google Forms)の総合点で100%評価します。課題は選択式のみならず、記述式、ゲーム形式もあります。また、発表を行った場合は加点し、議論に参加しない場合は減点します。
課題提出において不正を行ったことを発見した場合、不正を行った学生の成績評価は大幅に引き下げ、単位を修得できないこともあります。

その他

受講生は、簿記論1、会計学入門2、管理会計論A等の受講により、初級レベルの会計知識を有することが必須です。
みんなのキャンパス」に学生の皆さんの授業が掲載されています。

2021年度の管理会計論Bの成績評価

成績評価です。暗記ではなく、「使える管理会計」の理解水準をA以上、管理会計の本質的理解水準に達しているか否かを単位修得として公平に評価しました。

<2021年度前学期>
単位修得率 92.0% 新カリキュラム学生(2年生)のみ 旧カリキュラム学生は含まれていません 
SあるいはAの割合 34.0% 新カリキュラム学生(2年生)のみ 旧カリキュラム学生は含まれていません 
旧カリキュラムの学生の成績評価は上記より低いです。例年、2年生の方が成績が良いので、同じ傾向です。

<2021年度後学期>
単位修得率 95.0% 新カリキュラム学生(2年生)のみ 旧カリキュラム学生は含まれていません 
SあるいはAの割合 57.5% 新カリキュラム学生(2年生)のみ 旧カリキュラム学生は含まれていません 
旧カリキュラムの学生の成績評価は上記より低いです。例年、2年生の方が成績が良いので、同じ傾向です。

<参考2020年度>
2020年度履修者数 (分母) 157名
第30回目の試験を受験しなかった学生数 10名
第30回目の試験を受験しても単位修得できなかった学生数 2名
単位修得率 93.6%(98.6%)
SあるいはAの割合 32.5%(34.6%)

<参考2019年度>
2019年度履修者数 (分母) 127名
後学期末試験を受験しなかった学生数 8名
後学期末試験を受験しても単位修得できなかった学生数 8名
単位修得率 87.4%(92.4%)
SあるいはAの割合 30.7%(32.8%)

<参考2018年度>
2018年度履修者数 (分母) 176名
後学期末試験を受験しなかった学生数 9名
後学期末試験を受験しても単位修得できなかった学生数 24名
単位修得率 81.3%(84.2%)
SあるいはAの割合 30.1%(31.8%)

<参考2017年度>
2017年度履修者数 (分母) 193名
後学期末試験を受験しなかった学生数 13名
後学期末試験を受験しても単位修得できなかった学生数 13名
単位修得率 86.5%(92.8%)
SあるいはAの割合 30.6%(32.8%)

( )は後学期末試験を受験した学生を分母とした場合

2021年度の管理会計論Bの授業アンケート

2021年度に実施した、学生による授業アンケートの抜粋です。授業アンケートの結果を受けて、授業改善に取り組んで行きます。

<前学期> 遠隔授業
設問2 授業内容は,あなたにとってどのようなレベルでしたか。
難しかった 36%、やや難しかった 44%、ちょうどよかった 16%

設問3 担当教員は,学生に理解できるようによく準備し,工夫していましたか。
強くそう思う 52%、そう思う 28%、どちらとも言えない 16% そう思わない 4%

設問4 担当教員は,学生の質問や発言に丁寧に対応しましたか。
強くそう思う 64%、そう思う 16%、どちらとも言えない 16% そう思わない 4%

設問17 この授業を通じて考える力が伸びたと思いますか。
強くそう思う 36%、そう思う 48%、どちらとも言えない 12%、全くそう思わない 4%

設問19 この授業は全体として充実したものであったと思いますか。
強くそう思う 44%、そう思う 32%、どちらとも言えない 20%、全くそう思わない 4%

設問22 この授業内容への理解度は何%程度ですか。
80%以上 16%、70~79% 24%、60~69% 56%、49%以下 4%

<後学期> 遠隔授業
設問2 授業内容は,あなたにとってどのようなレベルでしたか。
難しかった 14%、やや難しかった 57%、ちょうどよかった 24%、低かった 4%

設問3 担当教員は,学生に理解できるようによく準備し,工夫していましたか。
強くそう思う 33%、そう思う 55%、どちらとも言えない 12%

設問4 担当教員は,学生の質問や発言に丁寧に対応しましたか。
強くそう思う 39%、そう思う 51%、どちらとも言えない 8%

設問17 この授業を通じて考える力が伸びたと思いますか。
強くそう思う 20%、そう思う 65%、どちらとも言えない 12%、そう思わない 2%

設問19 この授業は全体として充実したものであったと思いますか。
強くそう思う 29%、そう思う 59%、どちらとも言えない 8%、そう思わない 2%

設問22 この授業内容への理解度は何%程度ですか。
80%以上 18%、70~79% 41%、60~69% 33%、50~59% 4% 49%以下 2%

<参考2019年度> 対面授業
設問2 授業内容は,あなたにとってどのようなレベルでしたか。
難しかった 33%、やや難しかった 59%、ちょうどよかった9%

設問3 担当教員は,学生に理解できるようによく準備し,工夫していましたか。
強くそう思う 53%、そう思う 40%、どちらとも言えない 11%

設問4 担当教員は,学生の質問や発言に丁寧に対応しましたか。
強くそう思う 47%、そう思う 40%、どちらとも言えない 11%

設問17 この授業を通じて考える力が伸びたと思いますか。
強くそう思う 44%、そう思う 36%、どちらとも言えない 17%、そう思わない 1%

設問18 この授業を通じて自分の考えを表現・発表する力が伸びたと思いますか。
強くそう思う 41%、そう思う 29%、どちらとも言えない 21%、そう思わない 1%、全くそう思わない 4%

設問19 この授業は全体として充実したものであったと思いますか。
強くそう思う 53%、そう思う 31%、どちらとも言えない 11%、全くそう思わない 3%

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