エスニック

ワシントンDC(2004年11月)



今回、ともめの弟夫婦の元へ向かう予定が入ったので、
アメリカ合衆国の首都、ワシントンDCへ行って参りました。




ワシントンDCってどんな所??


ワシントンDCは、全米50州のどこにも属さない独立した特別地区です。

DCの正式名称は『Washington,District of Columbia』
(ワシントン・コロンビア特別区)で、初代大統領ジョージ・ワシントンと
米大陸発見者クリストファー・コロンブスの2人の名に因んで名付けられました。

連邦政府の立法・行政・司法の機関だけを備えた政治の中心地でありながら、
『公園都市』とも呼ばれ、街路樹の緑とヨーロッパの影響を多分に受けた
白亜の建物との対比が見事で、美しく整然とした印象を人々に与えます。

そして、博物館や美術館などの、多くの観光名所も集中しています。
またそれらの全てが、入場無料なのが魅力です。

日本との時差は14時間、サマータイム実施中は13時間
日本が先に進んでいます。





 

< ポトマック川 (左) と ワシントンDCの町並み (右) >

車中からペンタゴン(アメリカ国防総省)の撮影を試みようとしたところ、
逮捕される恐れがあるということで、やむなく断念しました・・・
ちなみに空港ではテロ対策強化に伴い、入国審査時に指紋登録と写真撮影が
導入されていました。指紋がなかなか取れず、時間がかかりました(苦笑)

ポトマック河畔には、日米友好の証として1935年に日本から贈られた
桜が植樹され、現在は3,700本余りの桜が、
春には見事な花を咲かせ、それはそれはきれいなのだそうです。



 

< ワシントン・モニュメント (左) と リンカーン記念堂 (右) >

このワシントン・モニュメント(記念塔)は、石造建築物では
世界一の高さ(169m)を誇る、ワシントンDCの中で最も高い建造物。
法律により、このモニュメントよりも高い建物を、
ワシントンD.C.の中では建てられないのだそうです。

リンカーン橋から見たリンカーン記念堂です。
あの有名なエイブラハム・リンカーン像(高さ5.8m)はここにいます。
歴代大統領の中でも、国民的英雄となり現在でも圧倒的支持を
受けているリンカーンは、アメリカの第16代大統領です。
当時の36州を象徴する36本の円柱を持つ、
古代ギリシャ宮殿式建築の風格のある建物です。



 

<ホワイトハウス>

ホワイトハウスはテロ以降、見学不可となったそうです、残念。
ちょうどクリスマス前でしたので、クリスマスツリーが立てられる
ホワイトハウス前広場が上の様な状態になっていました。
大きなツリーには、大統領が点灯するという儀式が毎年行われるそうです。
我が家の仲間もここで記念撮影(ブッシュ大統領に会えず少々不機嫌?)



 

< 国会議事堂の、昼と夜の顔 >

リンカーン記念堂のリンカーン像は、
この国会議事堂方面をじっと見据えて座っています。
ライトアップされた国会議事堂もきれいでした。
入場無料です。



 

< スミソニアン国立自然史博物館 >

スミソニアン協会は、合計16の博物館と美術館、
国立動物園から構成され、総計約1億4,200万点以上もの
文化遺産や標本を所蔵しています。

その中のひとつ、スミソニアン国立自然史博物館は、
『世界の宝』と言われている世界第一級の自然史博物館で、
年間に訪れる人々の数も、世界で1、2を競っています。
5000万点以上もの動植物地学標本を所蔵し、中でも、
世界一有名なブルーダイヤモンド『ホープ』に代表される
鉱物・宝石部門は、スミソニアン国立自然史博物館の顔になっています。

入場料は無料、写真撮影自由でした!
規模がとても大きいため、全てを見切る事ができず残念。



 

<ワシントン・ナショナルギャラリー>

ワシントン・ナショナルギャラリーもまた、スミソニアン博物館の
一翼をなす美術館で、他のスミソニアン博物館と並ぶ、質の高い収集で
印象派のコレクションが特に素晴らしいです。
現存数が少ないと言われているフェルメールの作品が3点もあります。
左はモネの『夕暮れの国会議事堂』、右は『ルーアン大聖堂』です。
スミソニアンの一部なので、もちろん入館料無料・写真撮影自由です。



 

< 寿司太郎 −SUSHI TARO >

ワシントンDCで日本食を食べるなら絶対『寿司太郎』がおすすめです!

『デュポン・サークル』という、ゲイのよく集まるエリアにあります。
ですが、ゲイ以外でも、美味しいレストランやオシャレなショップを
求めている人々にも人気が高い、文化的で活気あふれる街です。
政治やビジネス、文化の中心地に近接しており、
利便性にも優れています。

寿司太郎のクオリティの高い料理と接客サービスは、
アメリカにいることを思わず忘れてしまいそうなほどです。
生マグロのお寿司をアメリカで食べるとは思いませんでした。
元阪神タイガースの投手、猪股隆さんが板前さんとして現在ご活躍中です。



◆ 番外編 ◆


 

< 車窓から見たジョージ・タウン (左) と DC内のスペイン料理店 (右) >

レストラン、ブティック等が軒を連ねるオシャレな街、ジョージ・タウンは、
映画 『エクソシスト』のロケ地なのだそうです。そう言われれば・・・
左横に写っているのは悪霊ではなく、運転中のともめの弟です(冷汗)

『tapas-bar』は、最近オープンしたばかりのスペイン料理店。
tapasとは、スペインの「おつまみ料理」のこと。
豊富なメニューの中から、リーズナブルで美味しいタパスを堪能できます。
日本の大手町に相当するDCのオフィス街でひときわ目立っていました。



 

< 七面鳥料理 (左) と 弟夫婦の可愛い家族たち (右) >

11月の第4木曜日は、アメリカのサンクスギビングデーにあたります。
日本では馴染みの薄い祝日ですが、アメリカでは大きな行事の一つで
学校や多くの会社ではサンクスギビンウィークとして、
この11月第4木曜日から数日間、お休みに入るのです。

イギリスからアメリカ大陸に渡ってきたばかりの清教徒たちが、
苦難の時代、インディアン達のお世話になり、やがて自ら作物が
作れるようになった時、インディアンにお礼の意味で、
七面鳥などの食事を振る舞ったのが始まりと言われています。

ということで、弟が七面鳥料理を、弟の奥さんがケーキを作って
くれたので、一緒にお祝いしました。美味しかったー!!

猫たちは、左がスナフキン、右がファラデー、いずれもオスです。
とても仲がいいです。常に食べているので、よく肥えてます(笑)




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