ビジターのためのファーストサーマルガイド   


 初心者用ぶっ飛びルートは水色の矢印で示した、TO:テイクオフ → ML:ミッドラン → LD:ランディング です。
 サーマルが活発な時間帯には、TO〜MLの間でサーマルにあたるので、ここで初心者のソアリング講習が行われます。

 次にパイロット以上の、一般的なサーマル探索パターンを紹介します。
 グランボレの基本の風は南東の風1〜3mです。以下は南東の風の場合の説明です。

 まずTO周辺の急斜面のサーマルが一番拾いやすいので、A〜B間でリッジをとるようにして、探ります。
 (ここで、ヒットして高度が稼げれば、後方のFの沼の方向へ探索範囲を広げます。)
 A〜Bに無ければCの駐車場のトリガー、
 さらにD〜E間の東斜面を探ります。
 特にEは通称アップルポイントと呼ばれ、沼田市街から南東の風で吹き寄せられたサーマルが最初に立ち上がるポイントで、午前中はもっとも確率の高いポイントです。
 ただし、LDからはかなり離れるため、初級機でここまで突っ込むとLDに帰れない可能性が高いでしょう。
 Eまで行って何も無ければ、ぶっ飛びに終わる可能性大です。すなおに高度があるうちにランディングに向かいます。

 Gの西斜面は、南東の風の場合TO以下の高度では、かぶっている場合が多く荒れやすいので注意。


 

BACK