Su-17/20/22  フィッター
Su (Sukhoi) -17/20/22 "FITTER"



手前が単座型(Su-22)、奥が複座練習型(Su-17R)


原型はSu-7フィッター。スホーイとはスホーイ設計局のこと。
Mig-21と並んで、この「旧ソビエトらしい形」が好きんですよね。

これを可変翼にしエンジンを換装して改良を重ねたものが、Su-17となる。(輸出用機体はエンジンの違いによりSu-20/22と呼ばれる)
可変とは言っても、主翼の先約2/5ほどが前後に動くだけだが、Su-7では「弾薬か燃料かしか積めない」と言われていた事に比べると機体で2トン増し、燃料搭載量も少なくなったのにも関わらず航続距離は約2倍を達成しているため、この可変翼は大成功と言える。

その後何だか色々と改良を重ね、Su-17MはMからM4まで行き、輸出型Su-20/22も存在する旧ソビエトのヒット作。合計2000機以上が生産された。今でもエジプトやインドでは現役で使用されている機体。


諸元はSu-17M4
寸法(L x W x H / 翼面積) 19.03 x 13.68 x 5.13 (m) / 38.49m~2(最大展開時) 
機体重量(自重) 10800kg 
最大速度 マッハ1.7
エンジン リュリカ設計局(現サチュルン)製 AL-21F3ターボジェットエンジン 1基
(輸出型Su-22はツマンスキー製 R29ターボジェットエンジン 1基)
乗員数 1名(複座型は2名)
武装 30ミリNR-30機関砲 x2(複座型は1門)他最大4000kgまで



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