MiG-21 フィッシュベッド
MiG (Mikoyan-Gurevich) -21 "FISHBED"
手前が複座型(フッシュベッドC)、奥が単座型(フィッシュベッドN)
先に断っておくが、旧ソ連の軍用機に付くペットネームは全てNATOによる分類で、実際に旧ソ連ではそのように呼んでない。
(当然呼ぶならロシア語のハズですしね)
MiGとはMiG設計局創設者2名のミコヤン・グレビッチの略。
さて、このMiG-21は旧ソ連含めた東側を代表する傑作戦闘機。1956年から13000機以上が生産された。
50カ国以上へ輸出されていてインドやフィンランドをはじめ現在でも現役の国は少なくない。
私にはF-4や「最後の有人戦闘機」なんて言われたF-104なんかより全然カッコイイって思います。
ベトナム戦争やインド・パキスタン戦争ではこれらと死闘を繰り広げられましたが、今では「やられキャラ化」しています(爆)
整った三角の主翼に独立した水平尾翼、人がぶら下がれるほど頑丈なピトー管(爆)
当時の西側戦闘機とは違って、整備性や耐久性に重点を置いた扱いやすい設計になっている。
ちなみに中国は中ソ関係が気まずくなった際、これを原型としたコピー機「F-7(殲撃7)」を作り上げた話は有名。
寸法(L x W x H / 翼面積) | 14.70 x 7.10 x 4.10 (m) / 23.00m~2 |
機体重量(自重) | 5820kg |
最大速度 | マッハ2.0 |
エンジン | ツマンスキー製 R-25-300ターボジェットエンジン 1基 |
乗員数 | 1名(複座型は2名) |
武装 | 23ミリGSh-23L機関砲 x1他最大2500kgまで |